こんにちは。
兵庫県明石市の西二見駅から徒歩約1分の歯医者『T’s歯科クリニック』です。
虫歯や歯周病が原因で歯を失った場合、治療法としてはインプラント・入れ歯・ブリッジがあります。
それそれに特徴や治療期間、費用が異なり、どのような治療を選択するのが良いか悩まれている人も多いのではないでしょうか?
インプラントは外科手術で、保険が適用されない自由診療になるので、費用負担が大きく治療期間も他と比べて長くなる傾向にあります。
ではなぜ、歯を失った際の治療法でインプラントが推奨されるのでしょうか?
今回の記事では、入れ歯やブリッジと比較してインプラントが優れている理由について解説させて頂きます。
少しでもインプラントを検討している方の参考になればと思います。
最初に、各治療法の基本的な特徴を簡単に説明します。
顎骨に人工歯根(チタンなど)を埋め込んで、上部に人工の歯冠を装着する治療法。
取り外し可能な人工歯で、部分入れ歯と総入れ歯がある。
隣接する健康な歯を削り、支えにして義歯を固定する方法。
インプラントが他の選択肢よりも優れている理由をいくつかの側面から解説します。
インプラントは、自然な見た目と感触が得られます。
審美性
周囲の天然歯とよく調和するため、見た目が非常に自然です。
機能性
噛む力が天然歯に近いので、食べ物をしっかり噛むことができます。
入れ歯は噛む力が制限され、ブリッジも隣接歯に負担がかかることがあります。
インプラントは顎骨の健康に貢献します。インプラントは顎骨に直接固定されるため、噛む力が骨に伝わり、骨が痩せにくくなります。
入れ歯やブリッジでは骨が徐々に衰えるリスクがあります。
インプラントは長期的な使用にも耐える頑丈さを持っています。
適切なメンテナンスを行えば、インプラントは10年から20年以上使用できることが多いです。入れ歯やブリッジは定期的に交換が必要になる場合があります。
取り外しの手間
入れ歯は毎日取り外して洗浄する必要があります。
フィット感の問題
時間が経つにつれて合わなくなることがあり、こまめな調整が必要です。
噛む力の制限
天然歯と比べて噛む力が弱く、硬い食べ物が食べにくくなることがあります。
隣接歯への負担
ブリッジを装着するためには、隣の健康な歯を削らなければなりません。
これが歯の寿命を縮める可能性があります。
骨が痩せるリスク
ブリッジは顎骨に直接力がかからないため、骨が徐々に衰えてしまうことがあります。
インプラントは耐久性に優れていますが、定期的なメンテナンスも必要です。
歯科クリーニング
インプラント周囲の健康を保つために、定期的な歯科医院でのクリーニングが推奨されます。
日常のケア
通常の歯磨きやフロスに加えて、専用のケア用品を使うとより効果的です。
インプラントが全ての人に最適とは限りません。
ここでは、インプラントが適している人、または他の選択肢がより良い場合を説明します。
適している人
骨の健康が良好で、全身的な健康状態が安定している人。
適していない人
骨が十分でない場合や、全身的な健康問題を抱えている場合には、インプラントが難しいことがあります。
インプラントは、審美性や機能性、そして長期的な耐久性において非常に優れた選択肢です。
しかし、治療には費用や時間、さらには手術が必要となるため、全ての患者さんに適しているわけではありません。
入れ歯やブリッジもそれぞれにメリットとデメリットがありますので、まずはご自身のライフスタイルや口腔内の状況に最も合った治療法を選ぶことが大切です。
歯科医院との相談を通じて、最適な方法を見つけ、快適で健康的な生活をサポートする口腔ケアを目指しましょう。
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