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親知らずを放置していると危険?引き起こされる危険とは

こんにちは。
兵庫県明石市の西二見駅から徒歩約1分の歯医者『T’s歯科クリニック』です。

 

歯科医院でレントゲンを撮影した際に、親知らずが生えており抜歯をお勧めされた方も多いかと思います。
親知らずの抜歯が面倒で、放置している人もいるのではないでしょうか。

 

親知らずがあるけど、どうしても抜歯しないといけないの?
そうゆうご質問を当院でも多く伺う事があります。親知らずを放置しておくと、どのようなリスク危険があるのでしょうか。

 

今回の記事では「親知らずを放置しておく危険性」に焦点をあてて、親知らずに関するご不明点を解説させて頂きます。
親知らずが定期的に痛む方や、抜歯を検討している方には参考にしてみて下さい。

 

親知らずを放置していると危険?引き起こされる危険とは

 

親知らずとは何?

親知らずは、永久歯が生え揃った後におおよそ18歳~25歳頃の間に生えてくる永久歯です。
第三大臼歯とも呼ばれ、歯科医院では8番目の歯と呼ばれています。

 

親知らずは、お口の一番奥側に生えて来て、個人差はありますが上下左右の計4本あります。
親知らずにはすべての人が真っ直ぐ綺麗に生えるという訳ではありません。親知らずが生えない人や、斜めや水平に生えてくる人が多く、親知らずの生え方に問題が出た場合は抜歯になるケースがほとんどです。

 

歯科医院で抜歯が推奨されるケースは、既存の歯に影響を与える場合、清掃性が著しく悪い場合、歯並びに影響を与える場合など、様々なケースが考えられます。

 

親知らず放置の危険性

親知らずを放置する危険性については下記のようなケースが考えられます。

 

虫歯・歯周病リスクが高まる

親知らずは歯列の一番奥から生えてくるため、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい場所です。
親知らずの生え方には個人差があり、正しい方向に生えておらず、斜め・横向きに生えていると、日々の歯磨き(ブラッシング)が行き届かなくなり、虫歯・歯周病のリスクが高まります。

 

周囲の歯の健康に影響を及ぼす

親知らずの生え方が横や斜めに生えている場合、それが隣の歯のブラッシングを阻害したり、手前の歯を押して歯並びの乱れの原因となったりするケースがあります。
まわりの健康な歯に様々な形で悪影響をおよぼす危険性があります。

 

感染症と炎症のリスクが高まる

親知らずの一部分しか生えていない場合、周囲の歯茎に食べ物のカスや細菌が溜まり、感染症が起こりやすくなります。
感染箇所を放置していると「歯茎の腫れ」「出血」「膿の排出」など、悪影響を及ぼす症状が現れます。

 

歯並びの悪化に

親知らずが生えてくることで、綺麗に並んでいた永久歯のバランスが崩れ、周囲の歯を押して歯並びが乱れることがあります。
親知らずが奥から中央への圧力をかけることで、前歯が押し出され、歯並びが乱れる原因になり得ます。

 

親知らずは抜歯するべき?

親知らずの抜歯は、患者さまにとっても痛みや治療期間などの懸念点があります。
ですので、親知らずによる悪影響が出ない、前述した危険性やリスクがない場合は放置していても問題ないケースもあります。

 

しかし、今までの経験から言うと親知らずは抜歯していた方がリスク回避の観点からも推奨されます。
上下左右4本すべての親知らずが真っ直ぐに影響なく生えているケースは稀です。

 

親知らず抜歯の必要性は、歯科医院でレントゲン撮影を行い、歯科医師に判断してもらうのが良いでしょう。
決してご自身の判断で放置していると、時間と共に周囲の健康な歯に悪影響が及ぶ危険性があるので注意が必要です。

 

親知らずの健康を保つ為に

歯科医院が親知らずの抜歯を推奨する理由は清掃性の悪化にあります。
虫歯や歯周病に罹患するリスクが、親知らずの場合、他の歯に比べて高いと言えるでしょう。

 

親知らずはお口の一番奥に生えているので、普段のブラッシングでの清掃難易度も高く、食べかすや歯垢(プラーク)が溜まりやすい箇所になります。

 

親知らずが真っ直ぐに生えている場合、虫歯や歯周病のリスクが低い場合、放置していても問題ありません。
その為には、定期的に歯科医院の「歯のクリーニング」を実施する、日々の歯磨きをより効果的なものにする必要があります。

 

親知らずの抜歯が嫌な方は、より一層歯の健康意識を高く持ち、親知らず周囲の健康な歯に悪影響を出ないように注意しましょう。

 

まとめ

今回の記事では親知らずを放置する危険性について解説させて頂きました。
痛みが出ないから、特に症状がないからという理由で放置している方が多いのが現状です。

 

親知らずはお口の一番に奥に生えているので、日々のブラッシングで適切な清掃が難しく、虫歯や歯周病のリスクが高いのです。
そして親知らずが生えている方向や、歯茎からどのくらい頭が出ているかによっても危険性は異なります。

 

親知らず放置の危険性はあるので、ご自身で抜歯するか否かの判断をせずに、歯科医院でレントゲン撮影を行い、歯科医師の診断を受けましょう
親知らずが定期的に痛む方や、歯茎が腫れる方、親知らずがズキズキ痛む場合は早めに歯科医院を受診しましょう。

 

親知らずについて気になる方は、まずはご相談にお越しください。

 

 
 

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